後期高齢者の方々

2008-06-28:Sat ◇ 健康・医療

私の職場は、処方箋の調剤薬局です。
患者さんの多くは、今、論議を呼んでいる「後期高齢者」の方々です。
膝に水が溜まる、肩が上がらない、手が使いすぎて曲がらなくなった、あちこちに痛みを抱えておられます。腰が痛いおばあちゃんは、まるで半分に折り曲げたようですから、それは痛いでしょう。
これまで何十年と働いてすり減らした体はガタが来ています。

それでも頑張って田んぼや畑を作っておられます。
「田を荒らすわけにはいかないから・・・」
80歳を越えてされてる方はたくさんおられますが、85歳を越えても農作業をされる患者さんを私は何人も知っています。
作る人がなくなったお隣の田んぼまで引き受けているおじいさんは、病院で点滴をしながら田植えをされてます。

漁師さんも同じです。年々体力がなくなります。
「最近、ふらっとするから漁を休んじょるよ」
「船でふらっとして落ちたら大変ですから休んでくださいね。」

それとか、ハローワークのシルバー人材派遣は高齢者への仕事紹介ですが、公園の清掃や植え込みの木々の手入れなど、安い賃金で地域のために働いておられるのは若いもんではなく、高齢の方々です。

「わしらぁ医療費を食うからいらん者じゃのう。」
“いらん”とは、方言で“不要な”という意味
そんな言葉を聴くと、胸にジ~ンと来るのは私だけでしょうか

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農家さんも漁師さんも自然と対峙したお仕事で、天候などに左右され安定した収穫は難しいのではないかと思います。それでもひたむきに仕事に励んで、続けてこられたのは幸せな事だと思います。

しかし現状では、政策的に冷遇され、採算が取れずやめるしかない方向に追い込まれている気がします。食料の輸入が不可能になったら大変なことになると思うのに。
継続させるためにと頑張ってどこかで無理をし、それが体の不調となって表れ、体と一緒に気持ちも弱まってしまったのではないでしょうか?張り詰めた糸は切れやすいと言いますし。

高齢者に限らず、若年層のワーキングプアも問題視されていますが、そもそも無理が生じる構造自体がオカシイと思いますし、そんな構造を支えている土台から腐っていると感じます。

真っ当に仕事に励む存在が繁栄する世にするには、まず、お為ごかしの搾取で民を苦しめ私腹を肥やすシステムをリセットするしかないでしょう。
 

2008-06-29
マイカイ URL


ホント、世の中おかしいですよね

お米は、作っても作っても赤字なんだそうです。でも、田んぼは1年ほっとくと、荒れて作物ができるように戻すのは大変だから、放り出すことができずに毎年律儀に作っておられます。
これからは食料難になるでしょうから、初めて、お百姓さんや漁師さんのありがたみがわかるというものです!

2008-06-29
URL


プログ訪問ありがとうございました

 患者さんの話が広島弁な感じですね
私も生まれは広島です懐かしい・・・・
また伺います

2008-08-29
かわづくん URL


かわづくんへ

広島弁に限らず、方言はいいですよね。ホっとします。
田舎のお年寄りはほんと人が好くってけなげで心を打たれます。

2008-08-29
mobic URL

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